ユガテ〜スカリ山〜日和田山 (2019.04.20)




一年のうちで一番好きな季節到来!!です♪
4月から5月の中旬ぐらいまでって、いろんな花が次々に咲くので大好き。


最近は雑草や野草といった、今まであまり気にしなかった花にも注目してしまいます。
 ↑の花も通勤途中の歩道に咲いていて、自転車で通りがかって見つけたもの。
「すごい所に咲いてるけど、キレイな紫だな〜」と思わず撮ってしまいました。笑

キランソウ。別名「ジゴクノカマノフタ」。

去年までは全然気にならなかったし、咲いてることすら知らなかったけど…
今年はもっともっと野草の名前を覚えたいな♪


さてさて。今回の山行はいよいよユガテです!!!
何度か行こうかと考えたけど、やっぱり一番良い季節にしようと待ち望んでいた場所へ。



スタートは7時35分、東吾野駅から。
正月2日に天覚山へ行った時にも降りた駅です♪
今日は駅を背に、まずは左へ。



東吾野橋を渡って虎秀川沿いの道路を進みます。



ぽつぽつとある住宅の脇に咲いていた、キランソウ。
通勤路に咲いていた花はもっと地べたに這うような咲き方をしてたけど…
これはちょっと違って、他の花のように上に伸びてる。
青色も濃くて、こっちのほうが好きな色合いだなあ♪



福徳寺の前を過ぎてさらに進む。
このお寺を通って古道飛脚道から橋本山を経てユガテに行くルートもあるので、いつかチャレンジしてみたい。



ミツバツツジかな?ピンクがとてもキレイ♪



カキドオシ。



福徳寺周辺にはいろんな花が咲いていて、ちょうど見頃を迎えてました♪
写真ばっかり撮ってて全然足が先へ進まないぐらい。笑



この木蓮なんて見事!!ため息出ちゃいましたよ〜!
花をたくさん見られて嬉しすぎる〜♪

   

虎秀川はホタルの生息地でもあるそうです。
6-7月ぐらいにはポワポワ飛んでるのが見られるんでしょうか…?



途中に東屋があったので、ちょっと休憩。
そこからすぐの新田の地蔵尊で右手に入ります。



ここから山道へ。
東屋の手前あたりではワンちゃんと散歩する地元の方を2-3人見かけたけど、ここらはひっそりしてます。



道ははっきりしているし、道標もちゃんとあるので心配ないんだけど…
林の中はシダがわさわさ生えていて、時々スミレも咲いていて…
何より音がまったくしない。

ユガテという土地には今では2軒のお宅があるのみという話。
そこに住む人かハイカーぐらいしか通らないのかも。
春のユガテは花盛り〜なんて聞いていたので、てっきり人も多いかと思ってました。



ゆるめの登りを20分ちょいで、ユガテ手前に着きました。

   

なにやらのぼりが…
秋には萩の里としても楽しめるとのこと!
うわ〜来たい来たい♪ぜひぜひ♪



そして、ユガテに到着です♪
静かな農村。しだれ桜が満開!!







すごーい!桜のトンネル〜♪

誰もいなかったのでついついはしゃいでバシバシ自撮りってたら…
トイレ脇のベンチにソロの男性が座ってました。聞こえちゃったかな〜^^;



そう、ここにはありがたいことにトイレがあるのです!!
地域の方が整備や掃除をしてくださっているんでしょうね。ありがたいことです。





ツツジはまだ蕾だったけど、他にもいろんな花が咲いていました。
そして気になるのが景色にそぐわない黄色地に赤色の「→」の立て札。



シャガやヤマブキも咲き始めてました。



ハイキングコースと書かれた道へ進むと、エビガ坂へ800メートルという表示が。
整備された山道をどんどん進んでいきます。

一度、林道に出たところ、何人かのランナーが走ってくるのを見かけて「…もしや」。



ありゃ…明日大会があるから、みんな練習に来てるんだ!
ユガテから何度も見かけた矢印も、このためだったのね〜。

普通に登山道って感じのアップダウンの道なんだけど、そこにも矢印が立ってるってことはやっぱりみんなこれを走るってことかー。
歩くだけでもけっこうキツイんだけどなあ。苦笑

…しかし。
ユガテのような、あんなキレイな場所にもランナーが大勢走るってことを考えると…
ちょっとだけ残念な気持ち。
多くの人が通ることで、地面が荒れてしまうんですよね…
それは登山にも言えることで、ハイカーの私もなるべく道を荒らさないように努めなくては。





エビガ坂に着きました。ちっちゃく誰かが書いてくれてます。

もろ丸くん…ってことは、ここは毛呂町なんだ?
そっか、ここから北東へ向かえば鎌北湖だもんね。

事前にガイドブックを参考に考えていたルートは、ここを一本杉峠方面に向かうものでした。
十二曲峠で林道に降り、そこから越上山や顔振峠、黒山三滝へ。
けれどちょいと長いコースなので、果たして歩けるだろうか?という心配があり…
主たるエスケープルートは顔振峠から吾野駅ぐらいしかないし。

…と悩んでいる私の横をまたランナーが走り去っていく。



…んー?

不思議な書き込みに注目。

スカリ山? 確かに登山詳細図にも載っている。
エビガ坂からは25分ぐらいの場所らしいけど…
しかし山と高原地図では黄色のびっくりマークと「北側ガレ」なんて怖そうなことが書かれている。

でもそちらへ進むと、物見山・日和田山、果ては飯能駅まで歩けそうだ。

よし。行ってみて危険そうなら戻ってこよう!


「大展望」がわざわざ消されているのもちょっと気になり、行くことにしました。



鎌北方面への道を分けた後ぐらいから、やや急登に。



登りきって振り返る。
…ここかなあ?でも展望ないぞ?

そこへ男性ランナーの方がちょうど来られたので、スカリ山のことを聞くことに。

「もう1つ2つ先の山かな。このぐらいの〜(板チョコぐらいの大きさを指で作り)手作りの山名標識があるので多分わかりますよ」

と丁寧に教えてくださり、悠然と走り去ってしまいました。
うーん、まだ1つ2つ先か…

   

…???
ガレ場ってこれのことかな?



確かに、ちょいと岩場ではあるけど…
矢印と丸が何を表しているのか謎だ〜。



もうひとつ急登を頑張って越える。

…すると。



あった!板チョコぐらいの山名標識だ!!
9時28分、スカリ山着。標高434.9メートル。



そしてここからの景色は、まさに大展望!!
なんで消されていたのかわかんないよマジで!

  

先月登った大高取山や弓立山、果てにはガスっちゃったけど武甲山も見えるなんて!



嬉しくなって思わず自撮り。笑

こーんな景色を独り占めできるなんて〜♪
良い場所だ、スカリ山!!





丸太ベンチしかないし、ほんとに狭い場所なんだけどね…
でも誰も通らなくて(ランナーがいても多分巻き道へ行くのだろう)、20分ぐらいゆっくり休憩して孤独を満喫しました♪



次に向かうは北向地蔵。ちゃんと方向も書かれてました。





5分ぐらい歩いた先の観音ヶ岳からスカリ山を振り返る。



ここから林道に出る。
こちら側から登ったほうが楽だったかも?





林道では颯爽とスポーツバイクを走らせる人ともすれ違いました。
てろてろ歩くこと15分ほどで北向地蔵に到着。10時06分。

ここには小高い丘があり、その上では数人のグループがわいわいやってました。
ランチにはまだ早い気がするけど、何してたんかなあ〜?



物見山へ向かうため、ふたたび山道へ。
でも今までとは違い、ごく平坦な道でした。
ここらへんまで来ると、他のハイカーにも何度も出会うようになりました。



ヤセオネ峠までやってきました。
ここから物見山へは3分だそうです。

ちょっとの登りを経て、着きました〜物見山!

   

10時39分着。標高375メートル。
名前からすると、けっこう広範囲な展望が期待できそうだけど…
残念ながら、木々で隠れてまったく楽しめません。
でもこの標識のある広場が一番賑わっていて、ベンチはほぼ埋まってました。
三角点はここではなく、もう少し北東へ進んだところらしい。

日差しもまぶしく、道も険しくないのでなんだか眠くなってきました。。。
水分補給だけして、すぐ出発。



10分ほど行くと、駒高陸橋に着きました。
ここにはトイレや売店があり、大勢のハイカーで賑わってました。

電波塔のある高指山へはどこから入れば良いのかわからず、スルー。



日和田山付近まで来ると、ハイカーというよりもフツーの家族連れがいっぱい。
30リットルのザック背負ってる人なんてほぼゼロ。苦笑



あちこちにヤマツツジが咲いていて、それはもう鮮やかでした♪



たぶんこっち側は裏手になるんでしょう…
地面は乾いていたけれど、溝が深くて歩くのに一苦労。
子供たちは楽しそうに登っていってました。







11時30分、日和田山山頂着。標高305.1メートル。
いや〜混んでます!どこを見ても人、人、人!



そろそろ小腹が空いてきたなあ〜と思い、座るところを探して少し下山。
こちらにもヤマツツジの道があり、キレイでした♪



金比羅神社手前に丸太ベンチがあったので、そこで休憩。
ちょっと前に購入した組み立て式のテーブルを使ってコーヒータイム♪
軽いし、簡単に組み立てられて超〜便利です!

休んでいると次々に人が登ってきて、混んできました。
金比羅神社のほうへ向かうことに。





見晴らし抜群!!
巾着田の黄色いのは菜の花かな?見たいなあ〜!

ここから下りて高麗駅へ向かうのが一番早く電車に乗れそうだけど…
まだお昼だし、もうちょっと歩いてみたかったので巾着田に寄ることにしました♪



菜の花畑。後ろは高麗峠。
そちらを抜けて宮沢湖方面へ向かおうと思います。



巾着田から見た日和田山。
けっこう面白い形をしてるんだなあ〜。





ドレミファ橋を渡ってすぐのベンチでちょっと休憩を入れる。

ここから高麗峠までCT40分、さらに宮沢湖畔を通ってメッツア入口まで1時間ほど。
もうちょっと歩きたいと思ったものの、うーんさすがにけっこうキツイ。



峠までの道も登りで、メッチャだらだら歩いていると…
20人ぐらいの学生さんグループにあっさり抜かれてしまいました〜^^;
若さっていいなあ。ホント。





元気を出すために花を撮る。笑
上の黄色い花はクサノオウ?茎や葉から出る黄色い液体は有毒だとか。
下の白い花はチゴユリ。下向きに咲いているので、ちょっとだけお顔を見せてね、と。



13時18分、高麗峠着。標高177メートル。
ここからは萩の峰経由で奥武蔵自然歩道を通っていくこともできます。
今日はメッツアをちら見したかったので(笑)、手前の分岐まで少し戻ります。



ゴルフ場の脇を通って、宮沢湖畔まで来ました。
向い側がメッツア。
この3月にグランドオープンしたばかりのムーミンバレーパークもあります。



鎌北湖よりちょっと大きいかな?
以前はぐるっと湖畔をめぐるコースを歩けたようだけど、赤いポールが立ってて「一周できません」と書かれている場所がありました。



本日最後の一枚。
メッツアはなかなかの盛況ぶりで、お店も混んでました。
北欧の小物と埼玉土産が並んでいたりして、不思議な感じ。。。


この近くに宮沢湖温泉もあって、飯能駅までのバス停もあるんですが…
すでに14時をまわり、とにかくお腹が空いていた私。

唐突に「ギョーザが食べたい!!中華食べたい!!」とか思いまして…


飯能駅まで1時間、とっとと歩くことに。


実は飯能駅ビルの中に美味しそうな中華屋さんがある。
定食屋みたいな中華店だと入りづらいんだけど、ここなら…!ということで。


お店に着いた私は、そこでおつかれさまセットなるものを発見。
読んでみるとハイカーたちが「おつかれ〜」的な打ち上げをするのにぴったりのメニュー。
ビールとギョーザとおつまみだったかな。

それを頼み、さらにチャーハンも頼んで「一人お疲れ会」をしました。

いや〜ハイキング後のビールってどうしてこんなに美味しいのだろう♪♪♪


ゆっくり食事を終えて16時台の電車で帰路に着く。
花もいっぱい見て、写真も200枚ほど撮ってきました。
お疲れお疲れ! めっちゃ楽しかった!!

←戻