小仏峠〜景信山〜日影沢〜いろはの森コース (2018.4.14)




先月の北高尾山稜から行けなかった景信山へ、今度こそチャレンジ!
また違うコースからの出発です。

今回は中央線・相模湖駅で降り、小仏峠を通っていきます。



ということで相模湖駅からスタート♪
ちょいと曇ってるけど、天気は回復予定。

朝早く、人影もまばらな駅前を相模湖のほうへ下っていきます。



10分も歩けば着いちゃいます、相模湖。まだ7時半すぎ。
当然ながら店も閉まってるし、遊覧船も動いてない。
静かだ〜……



相模湖大橋を渡り、弁天橋方面へ。
木々の緑がまさに芽生えって感じでキレイ♪



ここにはダムがありまして、橋からの眺めも面白いです。



ダム穴…だよね?
面白いのでついつい見続けてしまいそうになる。



嵐山の登山口を横目に進みます。
いつか来てみようと思いつつ、まだチャレンジしてません…
石老山までの低山プチ縦走がしてみたい。





春になり、沿道の花々も賑やかになってきましたね〜♪
可愛らしい小さな花が多いです。



道標を素直に進んでいくと、林の奥に弁天橋が見えてきました。
ここに来るまでに一人しか出会わなかった…
この下のほう、一応キャンプ場があるんですけどね。



渡る前に、下へ降りてみる…
こうやって見ると、なかなか立派な橋でございますな。
向こう側も鬱蒼とした感じの林で、ちょっとワクワク♪



渡ってしばらくいくと、猫がたくさんいる小屋があってビックリ。
こんなところで猫に会うとは思わなかったので…
火を焚いていたおばあさんに挨拶しつつ、先へ進むと今度は滝が見えました。
なんか意外性が多くて、面白い道だなあ〜



さっきの橋がこんなに下に。
それほど上がってきた感覚はないんだけどなあ。



狭いけど、きちんと整備された遊歩道。
そろそろ終わりのようです。



バス通りを底沢バス停へ向かいます。
善勝寺から小仏城山へ登る道もあるんだけど、またの機会に…


というか今日は登山口までの道が長いのだ。
ぶらぶら寄り道しながらなので、1時間半ぐらいかかる見込み。
底沢バス停の手前で「五本松」への道へ入ります。



日帰り入浴も可、とあるんだけど…
思ったよりも立派な旅館で、宿泊もしてみたかったり。。。
陣馬山への縦走時にでも考えてみようかしらん。



シャガの花。覚えやすい形。



ヤマブキ。これ好きなんですよね〜♪
林道なんかに咲いてると、鮮やかな色にハッ!とします。



一般道を歩き続け、さすがに飽きてきた頃…
ようやく登山口に到着!
ここから1時間近くの登りです。



ここまで来るのにいろんなものを見過ぎてしまったせいか…笑
イマイチ登りのイメージが湧かないんだけど…
車道を登ってくるのも工事のトラックだけだったし。



まあいっか。レッツラゴー♪

少し登っていくと、何人かの人にも出会いました。
つづら折りの登りで難儀している初老の方も…
(私もその一人ではありますが。笑)



途中、no.67の送電線下を通る。
広場というほどではないけど、小休止ぐらいはできそう。



狭い道もあれば、こんな竹林の道も。
なかなかバリエーション豊かで飽きさせない。さっきの車道とはえらい違いだ。



変わった花…花だよね?
家に帰ってから調べると、マムシグサっぽい。
ああ…確かにマムシみたいに見えるかも。



ひと登りで小仏峠に到着!!

高尾や陣馬からの登山客がいっぱいいる〜!
ベンチも賑わってます。
合流しつつ、お目当てのタヌキさんを探していると…



いました!3匹も!!
ちっちゃいウサギさんも一緒です♪
誰かの落し物だろうけど、片方だけの手袋がちょっとシュール。



そしてこの明治天皇巡幸碑の傍らでは…
私の愛用している『登山詳細図』を作成された方々がいらっしゃいました!
手売りしつつ、いろんな登山客と情報交換でもしてるんでしょうね。
週末に峠に来てるってホントだったんだなあ。お疲れさまです〜



ベンチでちょっと休憩。
単独の山ガールもちらほらいました。

私、他の登山者の「服」は気にしないのです。
自分がミズノとかPUMAとか、ふつーのスポーツウエアを着て登ってるので。
しかし、「ザック」はどんなものを使ってるのか思わず見てしまいます。
オスプレー、マムート、カリマー、ドイター、コロンビアなどなど。


…ちなみに、ミレーがあるというのに、買っちゃいましたドイター!
えへへ…
だってこれから暑くなるから、背中が開いてるフューチュラがいいかなあって…


まあフューチュラも後々「…ん? んー??」って思うところが出てくるのですが。。。



さて! 本日のメインはここではないのでそろそろ出発!!
景信山までは1.2キロ。CT45分の道のり。

時間が経つにつれ歩く人も多くなってきて、混んできた感があります。



山桜かな? ぽつんぽつんと咲いてました。

天気もよくなってきて、日差しが暑い。



霞んでて見えなかった遠くの山々も見えてきました。



10時半、景信山に到着〜!!
茶屋も繁盛している様子。



写真には写ってないけど、私の後ろのベンチはすでにぎっしり埋まってました。
景観が良い場所から埋まっていくので、当然といえば当然なのだけど。

バーナーを使ってお湯を沸かしたり、調理したりの人がいっぱい。
陣馬でも見たけど、ちょっと興味ある…なあ。うーむ。
でもすでに荷物重いのにこれ以上増えるとなると…



トイレがちょっとわかりづらく、反対側の登山道方面へ行ってみる。
おお、こちらも良い眺めじゃ。



探している途中で、これも発見!

お弁当も食べ、30分ほどのんびり寛いでから来た道を戻っていきました。
小仏峠を越えて城山まで戻り、そこから日影バス停方面へ。



城山までの道は渋滞というほどではないけど、やっぱり混んでいた。

これからどんどん混むんだろうなあ〜
晩秋から真冬になるまでは高尾縦走路もちょっとおあずけ、かな…
人が多いと、ちょっと歩きづらい。



小仏城山へは登らず、林道を降りていきます。



車道なので楽々♪
こちらから登ってくる人もけっこういました。
ときどき桜が咲いていて、ちょっと和む。



ここの桜は八重ですね〜
ぽこぽこして可愛い



ヤマブキも美しい。



そして、日影沢といえばニリンソウの群生が見られることで有名。
降りていくにしたがって、ここにもそこにもあそこにも!って感じでした。
沢へは近づかなかったので写真はないけど、見事な群生を何箇所かで見かけました。



ミヤマキケマン。



ツルカノコソウ。



いつの間にか砂利道の林道になってました。
さて、日影バス停が近づいてきますが、どうすべか。



ここから素直にバスに乗って高尾駅まで戻るというのも味気ない気が…

というかのんびりと林道歩いてたら、山に登ってきた感じを忘れそうになりました



そんな私に、悪魔の誘惑が。。。笑


ここから高尾山へも登れるのですよ。
「いろはの森」コース!


ええー?せっかく降りてきたのに行っちゃうか?登り返しちゃう?



スミレのお誘いもあり、ついつい進んじゃいました。。。



そんでこれが、とんでもなく間違いだったことに気づくのは数分後。





足が全然動いちゃくれねえええええ!!!



けっこうな急登が続く道なのでした。
後で本を読み返すと、「下りに良い」とか書かれていたっけな…うわあ。
そういや、下りてくる人には何度も会ったけど、追い抜いて登ってくる人はいなかった。
すっごい後悔しましたもん。やめときゃよかったって何度も何度も。

ぜーはー息切れしつつ、超スローな足取りでなんとか登っていく私。。。



やっと4号路との合流地点に着いた時は、マジ泣きそうでした。。。
体力ないのに、無茶したらダメだよう。

とても山頂へ行く気力はなく、ここから4号路経由で下山することに。


ここで初めて渋滞に巻き込まれました。笑

なんか人がいっぱいいる…
みやま吊橋あたりも混雑していて、冬に来た時と全然違ってました。



景色も違う。緑鮮やかでキレイ。

他の少人数グループに挟まれながら、ずんずん下山。
浄心門から1号路に合流して、今回はリフトで一気に降りちゃうことにしました。
歩いてる人はたくさんいるけど、リフトはスムーズに乗れます。



ここでひとつ問題発生!


リフト乗る時って、ザックを前に抱えるように言われるんですな。

コールマンやミレーなら平気だったと思うんだけど…
ドイターのフューチュラ24はそれらより容量少ないくせに、高さがある。。。


必然的に、前が見えづらくて超やばい感じに。。。



カメラ出そうにもザックのヒップベルトのポケットにしまっちゃって…
しかも逆向きに抱えてるから左手側で取りにくいし…
下手したら落としそうな上、リフトが揺れるのでめちゃくちゃ怖かった



途中、何番かの柱のところで写真撮影がされちゃうのですけども。
きっと私の顔は蒼褪めていたことでしょう……
10分近く乗ってるリフトなのに、撮れたのはこの1枚がやっと。

あ〜怖かった……(いろんな意味で)




山麓駅から高尾山口駅までの道沿いに、真っ赤なシャクナゲが咲いてました。





今回のハイキングのラストを飾るにふさわしい!

なんてね。



めっちゃ疲れたけど、花もたくさん見ることが出来て楽しかった!!
次の高尾山はいつになるかな〜?

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