大磯・高麗山(2018.01.02)
あけましておめでとうございます。
2018年も無事に低山ハイクを楽しめますように。。。
年が明けて2日目にして、出かけてきました。
前回の高尾山で、自分史上かなりの筋肉痛をお持ち帰りいたした影響もあり…
年内はだらだら過ごしてしまい、せっかくの連休をもったいない使い方してしまったのが心残りではあります。
今年は息子が元旦から仕事で、弁当を作るために早起きせねばならなかったので、さて何しようか?となるわけですな。
天気もいいし、出かけちゃおう♪
というわけで、前から興味があった神奈川県大磯の高麗山(こまやま)へ。
標高200メートルにも満たない低山中の低山。
山というより、公園のちょっと裏手にある裏山って感じ…?
かなあ…と思っていたのですが、なかなかどうして。ええ、これがまた。
久々に東海道本線に乗りました。
大磯というと、どうしてもあの、
♪おおいそ〜〜 ロングビ〜チッ♪
というCMの歌が懐かしく思い出されますな
あまりに有名な海岸で、それ以外には何もない…かと思っていましたが。(失礼)
あるじゃないですか〜〜! 魅力的な低山が!
ちょうどこの日は箱根駅伝で、私が到着するちょっと前に選手たちが駅からすぐの道を走りぬけていったらしい。
駅から出るなり、応援旗を持った大勢の人たちがこちらへ戻ってくるのに出会いました。
それらを横目にしながら、線路沿いから東海道本線のトンネルをくぐって住宅街へ。
→湘南平
という小さな看板を見逃さないように…と思ってたら、地元の人かハイキングの人かわからないけど何人か立ち止まって「こっちだね」みたいに言っているので気づきました。
こういう時は地図よりも人の話のほうが頼りになりますな〜
めっちゃいい天気!!
伊豆大島もくっきり見えます。
九十九折の急坂(舗装路)をどんどん進み、ちょっと行くと遊具のある高田公園に着きます。
その右手からいよいよ登山道へ(オーバーな)
これがね、雑木林か人んちの裏庭か!?って感じの道で…
民家も数軒あるし、他の山に比べて遭難しても大丈夫と思える安心感が(笑)
しかし、けっこう急な階段を上がり、水道局?のタンクの道を進んで、ん??と気づく。
いきなり急な登山道っぽいし!
あれ?道間違えたかな?
タンクの前を通るって書いてあったけど、左にも道があったな…
そう思ってそちらへ行くと、さっきの急階段の前に出てしまった。
なーんだよーーーー! 合ってたのか。
ヒーヒー言いながらまた階段を登り、急な登山道みたいな坂のほうへ。
裏山さんぽ♪と簡単に考えていた私。
この日の服装はダウンのロングコートとジーンズ、スニーカーに普通のリュック。
途中からダウンでは耐え切れなくなって、リュックにぎゅうぎゅう押し込んで進む。
冬の低山でも汗はかくんですよね…
甘く見ていました。
いや、普通のカッコ(街着)で登ってる人が多かったけど。
ダウンはヤバイ。せめてライトダウンにすればよかった。
途中、木々の間からめざす湘南平が見えてきました。
でっかいテレビ中継塔があるのですぐにわかります。
しかし…登ったり下りたりでなかなか着かない。
見えているのに、方角も合っているのに……遠い〜
低山を軽く鼻で笑っていた私は、この山で考えを改めました。ハイ。
どちらかというと標高の高い山のほうが、頂上までずーっと登っていけますよね。
しかし低山だと上り下りの繰り返しが何度もあるので、縦走に似たような疲労度が…
これってけっこう足に来ます。
今回写真が異様に少ないのは、そんな疲れのためです。笑
家族連れなども見かけるようになり、いよいよ子供の声なんかが聞こえてくると…
湘南平に到着〜!
登ってきてから知ったのですが、ここへは別の方向から車で上がってこられるんだそう。
…マジか。
駐車場にはけっこうな車の数。
麓には神社もあるので、そこへの初詣も兼ねてみなさんやってきたのでしょう。
レストハウスもあるし、ベンチも多いので休憩にはもってこいです。
朝作ってきたおにぎりを頬張りながら、周囲の景色を眺める。
う〜ん。最高!!
レストハウスの上に展望台がありました。
登って江ノ島方面を見る。
見て!! この雲ひとつない真っ青な空を!!
快晴。冬の空って透き通るようでキレイだよね〜♪
こちらはちょいと雲があるけど、富士山。
先日の高尾山で見たのもキレイだったけど、ここからの眺めも格別。
丹沢方面。
興味はあるのだが…ヒルが多いと聞いているのでちょっと及び腰。
虫の嫌いな私としては、春〜夏場のハイクをOFFにしようかと考え中。
さて、まだ今日の目的地「高麗山」には着いてません。
湘南平を後に、浅間山(せんげんやま)、高麗山、八俵山(はっぴょうさん)へ。
軽く登ったり下りたり…の繰り返し。
途中に可憐なスイセンが咲いてました。ホッとしますね〜♪
道はいたって普通の雑木林。
山頂といえど、開けているわけではないので眺望も期待できない。
もちろんベンチもないし…こんな道標があるだけマシかな?
祠だけがある場所も。
大堂方面へ進んでいくと、急に現れた木製の橋。
橋好きな私としてはたまりませんな〜!
意味なく渡りたがってしまう。笑
目的の高麗山山頂は森の中にありました。
小さな神社跡があるだけのシンプルな場所。
(写真撮り忘れ…迂闊!)
下りが主になってきた頃。
麓の高来(たかく)神社まで20分という標識に遭いました。
男坂と女坂がありますが、楽と書かれている女坂へ進む。
どう「楽」なのかがわからなかったけど、まあ下りなら普通なんじゃないかと。
あっさり高来神社に到着〜!
後ろに見える山から下りてきたんだな〜と思うと、なんか不思議な感じ。
参拝の後、国道1号線を平塚駅方面へてくてく歩く。
正月だからか、お店はあまり開いてなかったな〜
平塚は七夕祭りが有名なので、その頃にまた来てみたいですね。
歩きながらふと振り返ると、こんもりとした高麗山がしばらく見えてました。
家の近くにこんなカワイイ山があったなら、ちょくちょく散歩できるのになあ。
年明け一発目は軽いハイクで。
でもなかなか疲れて、楽しい時間を過ごせました♪
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